※当記事に記載されている内容は2022年11月時点の情報です
知識ゼロだけど、とにかく手っ取り早くNFTを始めてみたい
スマホで登録できると嬉しい
このような方のために、どこよりも分かりやすく、簡単にNFTを始める方法をご紹介します。
画像を10枚以上使って分かりやすく解説しているので、スムーズにNFTを始められますよ!
まずはスマホと5,000円程度の資金(銀行でOK)を用意しておきましょう。
NFTとは
最初に、NFTとは何か?を簡単に解説します。
「今すぐNFTのはじめ方を知りたい!」という方は下のボタンからNFTのはじめ方へジャンプしてください。
まずはブロックチェーンを知ろう
NFTをやっていくうえで、ブロックチェーンの理解は欠かせません。
とはいえ、ブロックチェーンの細かな仕組みを知る必要は全くなく、ざっくりとした仕組みを理解しておけば大丈夫です。
ブロックチェーン協会によると、以下のように定義されています。
1)「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装をブロックチェーンと呼ぶ。」
ブロックチェーンの定義 (ブロックチェーン協会HP)
2)「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術を広義のブロックチェーンと呼ぶ。」
難しいことが書いてありますが、押さえておきたい点は以下の3つです。
- データをみんなで記録して管理する
- 取引記録(データ)の改ざんができない
- 不正や故障が起きても問題ない
データを安全に記録できる技術と覚えておきましょう!
それぞれを図でイメージすると、以下のような感じです。
データをみんなで記録して管理する
取引記録(データ)の改ざんができない
不正や故障が起きても問題ない
NFT=Non-Fungible Token
NFTとはNon-Fungible Tokenの頭文字をとった言葉で、「代替不可能なトークン」という意味を持ちます。
トークンは、デジタルのデータをイメージしましょう。
シンプルに言うと、NFTは世界に一つだけのデジタルデータといえます。
なぜデジタルのデータを「世界に一つだけ」にできるのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
以下の画像を見てください。
Aさんの100円だろうが、Bさんの100円だろうが、100円の価値は変わりません。
一方、有名人のサイン入りTシャツと市販のTシャツを比べると、それぞれの価値は異なりますよね。
同じTシャツでも、「サイン」が入っていることで、違うもの(代替不可能なもの)になっているね!
これを、デジタルの世界に適用させ、デジタルなもの(例えばアート)に「固有のサイン」を入れられるようにしたのが、「ブロックチェーン技術」というわけです。
ここまでを整理します。
- NFTは世界に一つだけのデジタルデータ
- データに固有の目印がつけられるのは、ブロックチェーンのおかげ
これだけ押さえておけば、NFTについては十分です!
NFTのはじめ方【スマホ版】
NFTのはじめ方を分かりやすく解説していきます。
まずは全体像をつかみましょう。以下の6ステップでNFTを購入できます。
- 仮想通貨を買う・売るための口座を作る
- 仮想通貨を入れるためのデジタル財布を作る
- NFTの売買ができるサイトに登録する
- NFTを買うための仮想通貨を買う
- NFTを買うための仮想通貨を財布に入れる
- NFTを買う
そもそもNFTは仮想通貨で買うものなんです!
専門用語を使うと以下のように表現できるのですが、覚える必要は全くありません。(自然と覚えられます)
- 仮想通貨取引所で口座開設
- メタマスクでウォレットを作成
- Openseaに登録
- イーサリアム(ETH)を買う
- イーサリアムをメタマスクに送金
- NFTを買う
まだ言っていることがよくわからないかもしれませんが、実際に手を動かすことで理解が深まるので安心してください!
それでは、NFTを買うまでの手順を具体的に解説していきます。
1.仮想通貨取引所で口座開設
まずは、仮想通貨を買ったり売ったりするための口座を作ります。
仮想通貨の売買ができる場所が、「仮想通貨取引所」です。
様々な仮想通貨取引所があるのですが、今回は「コインチェック」という取引所の口座を作ります。
私もコインチェックを利用していますよ
コインチェック口座開設の手順は、以下の通りです。少し手順が多いですが、順番にやれば大丈夫です。
- 公式サイトから口座開設
- 個人情報を入力
- 本人確認書類の提出と本人確認
- 口座開設完了
- 2段階認証の設定をする
\ 最短5分で口座開設! /
以下の記事では、更に詳しく解説しています。
分かりにくい所がある場合は、参考にしてください。
» コインチェックの口座開設手順を分かりやすく解説【スマホ・PC対応】
メタマスクでウォレットを作成
次に、仮想通貨を入れるための財布(ウォレット)を作ります。
口座開設を待つ間にサクッと登録してしまいましょう!
仮想通貨の財布(ウォレット)として使えるのが、メタマスク(MetaMask)というイメージです。
きつねのかわいいアイコンが目印です。まずはアプリをダウンロードしましょう。
ダウンロードしたら、以下の手順でメタマスクの登録・作成を進めます。
- パスワードの設定
- シークレットリカバリーフレーズの設定
こちらも口座開設の時と同様に画像手順を活用してください。
以下の記事では、更に詳しく解説しています。うまく登録できない場合は、参考にしてください。
秘密鍵やシークレットリカバリーフレーズという言葉にピンとこない方は、ぜひ一度読んでおくことをおすすめします。
» 【スマホ対応】メタマスクの登録方法と仮想通貨の送金方法を解説
メタマスクの管理は非常に重要です。
OpenSea(オープンシー)に登録
NFTの売買ができるサイトのことをOpenSea(オープンシー)といいます。
ヤフオクやメルカリのような場所だとイメージしてください。(なので、実際はOpenSea以外にもNFTが買える場所は複数あります)
OpenSeaの登録手順は以下の通りです。
- メタマスクのブラウザからOpenSeaにアクセス
- OpenSeaをメタマスクと接続する
以下の記事で、OpenSeaの登録方法を詳しく解説しています。
» 【スマホOK】OpenSeaのはじめ方│登録~NFTの買い方まで解説
イーサリアム(ETH)を買う
NFTを買うためにはイーサリアム(ETH)という仮想通貨が必要です。
イーサリアムは、簡単に言うと〇〇という特徴をもった仮想通貨の一つ。
ビットコインと同じぐらい有名な仮想通貨として認識されています。
イーサリアムは「コインチェックアプリに入金」→「購入」と大きく2つのステップで行います。
入金手順
- コインチェックのアプリで「ウォレット」から、「日本円(JPY)」をタップ
- 「入金」から支払いを行う銀行を選びます(GMO・楽天どちらでもOK)
- ATMやネット銀行から、指定した銀行(GMO・楽天)に入金
購入手順
- 「販売所」をタップ
- イーサリアム(ETH)をタップ
- 購入をタップ
- 購入金額を入力し、「日本円でETHを購入」をタップ
「まずNFTを買う」ことから始めたい方は、5,000円~1万円程度入金するのがおすすめです。
コインチェックで仮想通貨を買う方法は、以下の記事にも詳しくまとめています。
» コインチェックで仮想通貨を買う手順│入金方法や手数料についても解説します!
イーサリアムをメタマスクに送金
財布(メタマスク)の登録ができたら、仮想通貨(イーサリアム)を財布(メタマスク)に移動させます。
イーサリアムを移動させる手順は以下の通りです。
- ウォレットから「送金」をタップ
- 送金設定を入力して「申し込みを確定」して完了
数分でメタマスクに入金されます
送金手順に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
» 【スマホ対応】メタマスクの登録方法と仮想通貨の送金方法を解説
NFTを買う
あとはNFTを買うだけ。自分の気になるNFT作品を購入してみましょう!
手順は以下の通りです。
- 右上三本線から「Explore(探索する)」をタップ
- 好みのNFTアートを探す
- 「Add to cart(カートに追加)」をタップ
- ガス代(手数料)を確認して購入を確定します
以下の記事では探し方まで解説しています。購入するNFTが決まっていない方は参考にしてください。
NFTをもっと知ろう!
NFTのはじめ方を改めてまとめます。かなり用語が理解できるようになったのではないでしょうか?
- 仮想通貨取引所で口座開設
- イーサリアム(ETH)を買う
- メタマスクでウォレットを作成
- イーサリアムをメタマスクに送金
- Openseaに登録
- NFTを買う
無事NFTの世界に踏み出すことができました!
NFTを始めている人は、まだまだ少数です。
これからさらに盛り上がっていく分野だと予想されているので、NFTについて更に理解を深めていきましょう。
以下の記事では、NFTの売り方を紹介しています。
自分の作品を出品することに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
コメント